スマートプロテクター

スマートプロテクターとは

「やさしく、つよく、うつくしい」日常と非日常をつなぐ防具の開発

 

SSPJでは、「燃えない・溺れない・衝撃から守る」機能性と、「かっこいいから身に着けたい!」と思えるデザイン性を兼ね備えた、防具(プロテクター)の開発を行っています。

 

これまでの防災服・防災グッズは機能重視の側面が強く、デザイン性に関する考慮が足りないため、日常と非日常が分離され、いざというときに身を守ることができないという課題がありました。私たちは、自然災害は非日常ではなく、日常の延長上に普通に起こり得るものだと考えています。日頃好きだから身に着けているものが、いざという時に身を守るものであってほしい。こんな願いが開発の根本にあります。

 

また、災害に恐怖のみを通して備えるのではなく、「魅力」や「楽しさ」を付与することで、より多くの人々が集まる「防災のPOP化」も目指しています。例えば、形はまるで装甲車、でも色は真っ白!といった「災害支援コンセプトトラック」を製作し、小さな子どもから大人まで、まずは興味を持ってもらう。例えば、通常は家の中で隠されがちな消火器にカラフルなアートを加え、インテリアアイテムとしても使ってもらう。不安を煽る方向とは少し違うベクトルから、防災・備災が身近に感じられるものづくりも行っています。

 

このような防具の開発は、SEKAI NO OWARIの紅白歌合戦の衣装や、ジュビロ磐田の公式ウェアを手掛けるファッションブランド・プロデューサー兼SSPJの副代表理事でもある外所によって行われています。

 

開発アイテム例

■ 災害支援コンセプトトラック

有事・平時どちらでも利用可能な、防災・災害支援のあり方をデザインしたコンセプトトラック。見た目は真っ白な装甲車!のようなトラック。災害発生時には実際に支援物資を届けると同時に、平時には、防災イベントなどでギャラリーやショップとして展示を行い、災害支援の視覚アピールを行います。前後で仕様が異なり、フロントは鉄の彫刻家・宮川和音氏、機能性にこだわったリアは、インテリアデザイナー・shirotokuroの田中健太郎氏にデザインしていただきました。ガンダムやトランスフォーマーのような変形ロボットと、「住めるトラック」を意識して、カーゴ内部は上部に伸びて空間が広がるなど、様々な仕掛けがあります。

 

今年に入ってからは「むさしの消防フェスタ2017」(2017年3月5日(日)、東京・武蔵野消防署主催)に出動。トラックの中には、家に置きたくなるデザイン性の高いアート消火器も搭載し、3,000名の来場者の方、また武蔵野消防士の方にも興味を持っていただきました。こちらで消防車とトラックの共演もご覧いただけます!

 

災害支援コンセプトトラックは、DIYer(s)さんにもご紹介いただきました。ファッションブランド・プロデューサーの外所(SSPJ副代表理事)が、なぜこういったモノをつくろうと思ったのか?日々、どのような気持ちでモノをつくっているのか?ぜひこちらもお読みください。

 

 

■ 消火器アート

いつもはひっそりと置かれていた消火器が、カラフル、ポップに彩られました。意表をついた真っ黒な消火器も登場。アーティストの坂巻善徳 a.k.a sense氏、Funny Dress-up Lab氏によるデザインで、防災器具がインテリアアイテムとしても存在感を示します。

 

 

■ トートバッグ型防災頭巾

海底油田基地でも採用されている、防災、防水・撥水、静電気防止の生地・POSEITECH(ポセイテック)で制作。普段使いのトートバッグがファスナー1つで防災頭巾になります。内部にはクッション素材が入っており、日常ではパソコンやタブレットなどの精密機器を守り、有事では人を守る防災グッズとして使用できます。

 

 

■ ダウンコート

上記「トートバッグ型防災頭巾」と同様、POSEITECH(ポセイテック)の生地で制作したダウンコート。日常では保湿性に優れ、雨に強く、静電気も起きにくく、有事では防炎、かつ衝撃を吸収する効果が期待できます。

 

 

■ 光るバッグ

リフレクター素材を使ったデイバッグとトートバッグ。有事には、遭難や行方不明といった状況が起こり得ますが、夜になり、周りの電気が消えてしまうと捜索が打ち切られることがあります。リフレクターは光を反射する素材のため、例えば夜に懐中電灯で探した場合にも、このバッグを持っていると光って見つかりやすくなります。

バックパック、トートバッグともに、Black、White、Panching Silverの3色を開発しました。